アンテナ設置 DIY #02
前回のアンテナ設置の続き。
まず最初に、BS/CS アンテナの方向の調整を行う。
このアンテナチェッカーの仕様として、BS/CS の受信レベルの確認のためには、
テレビやブースターなどから、同軸ケーブルを経由して電源を受け取らないといけない。
まあ何か理由があるんだろうけど、
UHF (地デジ) は単4電池で行けたので、面倒ではある。
ということで設置したブースター。
DXアンテナの 「GCU33L2」 という機種で、UHF と BS/CS の混合、及び増幅が出来る。
これでチェッカーへの電源供給を行い、アンテナの方向を調整することに。
アンテナを適当に左右に動かしていると、一瞬チェッカーの LED が真っ赤に。
LED が光るところまで少し戻り、チェッカーの感度を落として微調整。
こちらも地デジと同じく、本当にあっという間に調整ができてしまった。
ちなみに、上下方向は 「仰角」 で、左右方向は 「方位角」。
仰角は地域によって 41.5度などとはっきりと決まっているので、
地面に対してアンテナを垂直に設置できている限り、微調整は要らない。
今回調整したのは、方位角。
今回のチェッカはあくまで角度調整用の簡易チェッカーなので、
レベルが最大になる向きは分かっても、受信レベルの絶対値は分からない。
電気屋さんとかなら、ちゃんと絶対値を測定できる機器を持ってるんだけど、
そんなものを買う余裕はない。 (あったら自分で設置せず頼んでる)
ということで、実際にテレビに接続して、映るかを確認すると、、、
映った!!
しかし、ギリギリの感度で映っているのか余裕があるのかは、これだけでは分からない。
そのため、テレビに付いているレベル確認機能を使ってレベルを見てみる。
最大値 72 に対し、ピークが 68。
ブースト前でこの数値は悪くない
結構マージンがある。
BS/CS に切り替えてレベルを見てみるが、こちらも問題なし!
地デジの自動チャンネルスキャンの結果、想定していたチャンネルは全て検出できている模様。
一つ一つのチャンネルでレベルを確認するが、どれも問題ない。
、、、どうやら、上手く設置できたらしい
ただ、わざわざ重いテレビをここまで運んだのだから、念には念を入れて、
すべての経路を実際の入居後の経路と同じにして、確認することに。
同軸ケーブルが足りなくなってきたので、新たに作成。
こちらは、ブースターに付属していた、S-5CFB 用の F型接線。
作るのは慣れればとても簡単。
1階の室内にテレビを降ろし、負荷はないものの分配器を間に挟んで、
いざ、電源オン!
映った~!!
UHF/BS/CS すべて、アンテナレベルも問題なし!
あとは最後に、コーキングなどでサイドベースの
ネジ止め部分の防水処理を行い、すべて完了。
壁面取り付け用のサイドベースと 1.6m マスト、
地デジアンテナ、BS/CS アンテナ、ブースター、分配器、、
全て合わせても、ざっくり2万5千円くらい。
ちゃんと映ってくれて、本当によかった。。
お疲れ様! 無事にうつって良かったね~(^-^)