窓ガラス決定
この辺の続き。
「ショールーム巡り #2」
「窓のサイズ」
「エクセルシャノンのショールーム」
我が家の窓には、エクセルシャノンさんの真っ白な樹脂サッシを使う。
それは良いのだけど、スタイルハウスさんに話を聞くと、サッシではなくガラスの方は、
どのメーカーのどのガラスになるか、発注するときまで分からないとのこと。
そんな馬鹿な!!
福袋じゃないんだから、こんな高い買い物でそんな
「買わないと何が出てくるか分からない」 なんてことがあるわけがない。
直接問い合わせて良いですか? と聞くとOKだったので、
直接エクセルシャノンさんに、その旨を問い質すことに。
結果としては、スタイルハウスさんが言われる通り、
買ってみないと分からない らしい。。
ただまあ、先方の言う事もよく分かる。
まずエクセルシャノンさんは、日本板硝子さんと旭硝子さんの2社のガラスを、主に使用するとのこと。
そして、自社のサッシにどのガラスを付けて納品するかは、どの工場で作るかといった
工場稼働率やロジスティックスの問題に加え、各工場でのガラスの在庫量に依存するらしい。
つまり、悪い言葉で言うと 「エクセルシャノンさんの勝手な都合」 なのだが、
良い方に捉えると、「原価を下げて施主の負担を出来るだけ下げるための工夫」 と言えると思う。
納得はいかなくても理解は出来るので、ありがとうございました、と言って電話を切った。
その後、この2社のガラス窓のスペック表を
ダウンロードして比較してみると、やっぱり結構スペックが違う。
さまざまなシリーズがあるので一概には言えないが、
同じぐらいのクラスの 「ペアガラス+Low-e」 で比較すると、
・ ちょっとでも高い熱貫流率を希望するなら、旭硝子さん。
・ 多少の熱貫流率よりも 「紫外線透過率」 の方を気にするなら、日本板硝子さん。
という感じに分けられるように思う。
我が家は、多少の熱貫流率はもう良いから、 「紫外線カット率」 を確保したい。
「ペアガラス+Low-e」 だと、旭硝子さんは大体 60% 前後だが、
日本板硝子だと 80% 超をカットしてくれる。
これはぜひとも、日本板硝子さんにしていただきたい。
、、、というのがこれまでの話で、今日ようやく、
使用するガラスが fix したとの連絡をスタイルハウスさんより受ける。
正式発注をしたいので、エクセルシャノンさんに直接確認いただいて、発注 OK/NG を連絡ください、と。
そんなこと言ったって、今さら “NO!!” なんて言える訳が無い。。
ドキドキしながらエクセルシャノンさんに電話して確認した結果は、、、
全てのサッシで、日本板硝子を使います。
良かったあ~~~
Low-e ガラスで使用するのは、日本板硝子の 「レイボーグ」 という商品。
「遮熱高断熱タイプ」 の、厚み 「3mm + 12mm + 3mm」 (=室外側ガラス+中空層+室内側ガラス) になる。
紫外線透過率は 12.8%、つまり紫外線の 87.2% をカットしてくれる。
これで、床や家具の日焼けの心配がかなり減った
、、、それにしても、各ガラスメーカーのカタログを読んでいて思うのは、
こんなに自社の製品のスペックを高らかに謳って営業努力をしているのに、
施主が選べるのは窓サッシだけだということ。
この世界では当たり前なんだろうけど、素人から見ると変な感じ。