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間取りについて考えたこと

間取り決めについて、
我が家で検討したことを書きだしてみます。

最初に工務店さんから提示された間取りは、こんな感じ。

この図面でまず気になったのが、、

この廊下部分。
このスペースは、通路としてしか使えない。

我が家は、メーターモジュールではなく、尺モジュールです。
尺モジュール1個分=910mm x 910mm のスペースのことを、
上手い言い方を知らないので、1コマと呼んでいました。
2コマ=1畳、4コマ=1坪です。

つまりただの通路として、2コマ無駄になる訳です。
豪邸ではない我が家としては、とにかくこうした通路を減らす方向で考えました。

もう一点気になるのは、トイレの向き。
この図面だと、2コマ(1畳)の短辺側から入る形になる。

ここは好き嫌いがあると思うんだけど、短辺側から入るトイレは、
トイレの奥行きが強調されるために、横幅が狭く感じる気がします。

これは写真で見てもそうだし、実際に体験してもそうでした。
トイレは、長辺側にドアを設けた方が、広く感じる。
最近はタンクレスが多いので、余計にそう感じると思います。

ということで、トイレは何とか長辺側から入れるように工夫したい。

最後にこの間取りだと、このスペースが、
空調するのかどうか微妙なエリアになってしまう。

例えば冬にこのスペースを暖めようと思うと、洗面室にエアコンを付けるか、
リビング・ダイニングへと続くドアを開けっ放しにするかしかない。
(全館空調はそもそも不採用に決まってました)

頭の中で、実際の生活をイメージしながらシミュレーションすると、やっぱり微妙。
多分、エアコンは設置しない。 ダイニングのドアは閉めると思う。
つまり、この赤枠のスペースは極寒になるわけで、
まるで 「家の中の外」 のような、素敵とは言い難い空間になってしまう。

他にも、

・洗面室と脱衣室は、出来るだけ分けたい。
・お風呂は 1616 (1坪) よりも大きくしたい。
・玄関にシューズクローゼットを置く場所が無い。
・トイレのドアは引き戸が良い。
・洗面室は、二人が同時に手を洗えるようにしたい。

などと、希望・不満がいっぱいあります。

すさまじく安易だけど、最初はこんなプランも考えました。

単純に壁を取れば通路が消失する訳だけど、
この問題点は、トイレがリビングに直接つながっている点。

特にお客様は、この間取りだとトイレに行きにくいと思うので、
やはりトイレはある程度奥まった所に配置した方が良いなというのが、
このプランでシミュレートした結果から得た教訓。

ダイニングから玄関が丸見えというのも微妙。
ただ、ダイニングは一気に広くなる。

あちらを立てればこちらが立たず。。

絶対に後悔はしたくないから、ベターじゃだめで、ベストを探さないといけないと思ってました。
仕方ないで済ませた後、「こうしとけば良かった」 というプランを思い付いてしまったら、
今後 35年、ずっとそう思い続けながら生活しないといけない。

住んでれば慣れる、と言う人もいるけど、この段階で 「慣れ」 をアテにしてしまうと
家がどんどん 「妥協の産物」 になってしまうと思ったので、慣れは封印しました。

そこで作ったのがこのプラン。

かなり最終プランに近いんだけど、
最初のプランが12月初め、このプランが2月なので、
ここに至るまでに、実に三ヵ月近く掛かってます。

トイレのドアが長辺側にきて、開き戸ではなく引き戸になっている。
洗面室の奥にあるので、「奥まった場所」 をクリアしているだけでなく、
出てすぐの洗面室で手を洗える。(実際にはトイレの中にも手洗い器を設置)

通路で消費されていた2コマに、ダイニングから拝借した2コマを追加して、
合計4コマの脱衣室に。おかげで洗面室に洗濯機を置かなくて良くなるので、
二人が同時に身支度を出来るだけのスペースも確保できています。

「洗面室の奥にトイレを配置する」、というアイデアは、
一緒に間取りを考えてくれた叔母によるもの。
間取り検討は、このアイデアがブレイクスルーだったと思う。

間取りを考え始めて二ヵ月目くらいのとき、どう動かしても
納得の行くプランが作れなくて、もう無理かも… と思い始めていたのだけど、
そのときにこのアイデアをもらって、「あ、やばい、何とかなりそう」 と
気分が一転したのを覚えています。

何より、広さ的にはダイニング側の2コマをいただいただけなのに、
各パーツの移動によって、ここまで不満が解消されて希望が実現したことに、
自分で作りながら驚きました。

「ほら~、やっぱり納得の行くプランが存在するんじゃん!
隠れてないでさっさと出て来てくれたら良かったのに」 という感じ

こちらが、ようやく完成したプラン。

最後の最後に、禁じ手 「坪数アップ」 を使って、
お風呂を念願の 1.25坪 (1620) にして、脱衣室をさらに広げました。

これで、脱衣室に洗濯物を干しても、息苦しい狭さにはならないはず。
洗濯機と干す場所が同じなので、動線も問題なし。
洗面室に収納スペース (IKEA のキャビネットを設置予定) を設けたので、
干す場所から収納場所への動線も良い感じです。

建築床面積を増やすために、ローンの金額を上げないといけなくて、
その辺の銀行とのやり取りは面倒だったけど、その価値はありました。

脱衣室のドアは、防犯の観点から削除。
泥棒が入るとしたら、真っ先にここをチェックするだろうし、
その上かなりの頻度で、鍵を閉め忘れる気がします。

何より、こういうドアは高いです。その割に使用頻度は高くない。
要は、コストパフォーマンスがあまりよくない。
これ一個を減らすだけで、残りの窓をグレードアップ出来てしまう。

これで自分たちが理想とする間取りは出来上がったのだけど、
構造上の問題はノーケアです。 案の定、問題ありました。。

自分たちで考えていたときは、あえて構造上の問題は気にしないことにしていました。
理想的な間取りも出来上がってないのに、そこに 「構造」 という制約パラメータを
入れてしまうと、何が何だか分からなくなる。
そこはプロに任せましょう。お金払ってるんだから。

ということで、上記のプランは、工務店さん曰く
「プロの設計士なら絶対に書かないような間取り」 らしい。
まあ、二階の壁の位置とか、通し柱の位置とか、完全無視でしたからね。。

そこは工務店さんに 「何とぞ、上手いことよろしく…!」 と伝えて、頑張ってもらいました。
結果、上の写真の赤丸の部分、ここに柱を立てて良ければ、
構造上の問題は解決するけど、どうですか? という提案をいただいて、検討。

結果、前に書いたように 「構造上の柱を見せ柱にする」 というアイデアに
辿り着いて、これでめでたく、構造チェックをクリアした理想の間取りが完成しました。

IMG_0003.jpg

これは、完成後の Web内覧会 (「ダイニングとリビングについて」) の写真だけど、
奥の2本が、上の図面で赤丸を付けていた柱です。

その後も、「脱衣室をR壁にするとドアが小さくなる=洗濯機が通らなくなる」 など、
素人ではなかなか気が回らない点をチェックしてくれて改善しています。
結局R壁は、PCルームに移動しました。 (「PCルームについて」)

あと、ここには書いてないけど、実はキッチン側の方がもっと大変でした。
構造上の問題が大きかったのもキッチン側。
あーでもない、こーでもない、と、N山さんと設計士さんで知恵を絞ってくれたようです。

「あー、無理ですね」 とサラッと言って終わりにしない所がスタイルハウスさんの良いところで、
せっかくお施主さんがここまで考えられたんだから、何とか実現しよう、という
心遣いがヒシヒシと伝わってきました。

未だにあんまり進んでないけど、Web内覧会の様子です。
これで、上の図面が大体どんな感じになったかが分かると思う。
また追記していきます。

ダイニングとリビングについて
トイレについて
脱衣室について
PCルームについて
洗面室について2
家のコト/玄関について

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