CD管で先行配線
上棟13日目の日曜日。
スタイルハウスNさんと、二人で先行配管(先行配線?)をやってきた。
使うのはこの、未来工業のCD管 (Combined Duct)。
内径22mm を50メートル。 送料込みで2800円くらい。
CD管とかPF管とか、いろんな種類があって良く分からないので、
スタイルハウスさん経由で電気屋さんに聞いてもらった。
「CD管が良いですよ」 とのことだったので、これに決定。
もちろん施主支給です。
(というか、施主が勝手に買って、勝手に施工してるだけ)
電気屋さんは φ16mm を良く使うらしいけど、
それは電話線とか LAN とか、何か1本だけを通すから。
今回は HDMI とか LAN とか BS/CS/地デジの混合同軸ケーブルとか、
いろんなケーブルを一気に通すことを考えているので、φ22mm にすることに。
ということで、早速開始。
φ30mm のドリルで、穴を開けていく。
普通の家だと天井の上にスペースがあるので、こんなところに
穴なんて開けなくても、先行配管はし放題 (天井にビスで留めるだけ)。
しかし我が家では、構造用の梁を見せるようにするので、
こういう所に穴を開ける必要が出てくる。
とりあえずこの梁については、
CD管4本+スピーカーケーブル用の穴が完成!
こんな感じで、CD管を通す経路にどんどん穴を開けていく。
そんなこんなして、
リビングまでの全経路の穴あけとCD管配管が終わったところ。
悪くない
ただ、外壁側なので、断熱材の施工が大変そう。。
配管していて分かったこと。
それは、、
CD管は硬い!!
押せばペコッと凹むような、そんなヤワなもんじゃない。
爪で弾くと、カンッと高い音が鳴るぐらい、硬い。
だから、こんな感じでねじれて絡まる。
これ、もうこの状態から、振っても引いてもビクともしない。
本当に、ただねじれているだけなのに。。
こちらは、一階から二階へCD管を上げるところ。
二階に出て来ました。
将来この部屋を8畳と6畳に分割する可能性を考えて、CD管は2本準備。
HDMI と地デジ同軸ケーブルが通ります。
二階の主寝室へのCD管。
こちらも HDMI と地デジ同軸ケーブルが通る予定。
また、こんな感じで、
二階の勾配天井の梁の上までCD管を延ばして、、
梁の上をケーブルが這えるようにしておいたりもする。
(プロジェクターの設置を想定)
こちらは、さっき穴を6個開けていた、リビング+ダイニングの天井。
CD管はすべて PC ルームに吸い込まれていきます。
意外に大変だったのが最後の片付け。
ホウキとチリトリでがんばって掃除する。
ドリルでの穴あけ作業はNさんにやってもらい、
その後の実際にCD管を通す作業は自分で行った (Nさんはもともと大工さん)。
暑いなか、結構大変な作業だったのに、Nさんへの日当などは特になし。
まあ、楽しんで一緒にやりましょう、想い出にもなりますし、という感じ。
スタイルハウスさんには、営業がいない。
営業するような時間があったら、施主さんが予算内で理想の家を
つくるためのお手伝いに時間を使いたい、というのがNさんの考えで、
実際、今日この先行配管を一緒にやってもらったおかげで、
多分10~20万円くらいは電気工事にかかる費用が浮いている。
一緒にお昼にお弁当を食べながら話している時に、
「営業とかやってるより、施主さんと一緒にこういう事してる方がよっぽど良いですよ」
と言われて、確かにその通りだよなあと心底思った。